この記事では、どんな悩みが解決できるの?
毎日振り返る習慣をつけたいのに…
「でも、振り返りが中々続かない」
「自分に合った振り返りの方法がわからない」
こうした悩みを解決すべく、3冊ピックアップしてみました。
ところで、どんな基準で本を選んでるの?
「何となくの感覚で選んでるんじゃないの?」
…そんなことはありません。
年間300冊読む中で培ってきた「良書のモノサシ」を使っていますので、ご安心ください。
シンプルに言うと、「わかりやすさ×深さ」の2軸が優れた本を選んでいます。
…と言葉にすると簡単ですが、この「わかりやすさ×深さ」…実は毎回具体的なチェックリストを使いながら判定しています。
もし、この「良書を見抜くチェックリスト」が気になった方は、下記の記事も是非ご覧ください。
『初速思考』金田 博之
https://www.amazon.co.jp/dp/4534050887
まずは、ハードル低く、スモールステップで振り返りをスタートしたい方にお勧めしたいのがこの本。
誰でもあっという間に「振り返りの達人」になれるメソッドが紹介されています。
それは…「1行日記」です。
その日あった学びや気づきを「1行」で書き記す。これだけです。
この「1行」が実に肝心でして、次のようなメリットがあります。
- 1行だから、どんなに振り返りが苦手な人でも、負担なく続けられる
- 1行だから、学びや気づきを覚えやすい
- 1行だから、書き記すときに「ギュッと要約する力」が自然と身につく
私もコンサル新卒1年目時代からずっと続けていますが、1行日記に何度も何度も助けられてきました。
これまで何度も振り返りを断念されてきた方、必読です。
『ミーニング・ノート』山田 智恵
https://www.amazon.co.jp/dp/4903628396
この本も実にユニークな振り返りメソッドを提供してくれます。
「1日3つ、出会ったチャンスを書き出す」…これまたシンプルな方法です。
この本の一番の魅力は「意味づけ力」が身につく点です。
実は意外と、毎日毎日「機会を3つ書き出す」のは難しいものです。
些細な出来事も出来事として終わらせるのではなく、「機会」と捉える必要があるからです。
機会と捉えるためには、出来事を機会に変換するための「意味づけ力」が求められますよね。
この本の本質的な価値は、この「意味づけ力の強化」にあるんだと思います。
『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』ライダー・キャロル
https://www.amazon.co.jp/dp/4478102678
最後の1冊は「本格的に振り返りをスタートしたい方」向けです。
この本では、
- 数年単位
- 数か月単位
- 1日単位
…と、あらゆる時間軸で振り返りを書いていきます。
中でもユニークなのが「フューチャーログ」です。
「未来の日記」を先に書いてしまうんですね。
何とも型破りな方法です。
この「未来の日記」を様々な時間軸で書いておいて、実際のその通りのアクションが取れたかどうかを振り返る…この効果は絶大なんですね。
私もいつかこのレベルの振り返りができるよう、鋭意奮闘中です。
あるべき振り返りの姿として、まず一読してみることをオススメします。