だいぶ遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
早いもので、本ブログを解説してピッタリ1年が経ちました。
1年前の記事で述べた記事が懐かしいです。ビジネス書の紹介の仕方はフォーマットは1年前からだいぶ変わりましたが、目的感は変えていないつもりです。
2020年も変わらず、「5つの約束」を果たしていければと思います。
・・・とはいえ、昨年と変わらずだと面白くないので、2020年の意気込みを3つ述べます。
【意気込み①】良書の「解像度」を上げる
良書を判別する基準については、ビジネス書の良し悪しを見抜く「2つの軸」とは?で述べた通り、「わかりやすさ×深さ」です。
しかし、もう少し深堀ると、ビジネス書の善し悪しにも次の4段階があります。
- 立ち読みしてみて、「買うまでもない」と思う本
→ブログでは紹介しない - 買ってみたものの、よく読んでみると「買わなきゃよかった」と思う本
→ブログでは紹介しない - 読んでみてよかったものの、「本棚に置くほどではない」と思う本
→ブログで紹介 - 「本棚に一生置いておきたい」と思う本
→ブログで紹介
ここで重要なのが、3と4の違いです。
正直なところ、まだ、3と4の違いを完全に言語化できておりません・・・
しかし、確実に「本棚に置きたいかどうか」の基準があるはずです。
この基準を明文化すれば、また一歩「真の良書だけを紹介できるブログ」に近づけると思うんです。
したがって、「良書の"解像度"工場」を2020年度の重要課題としました。
【意気込み②】「良書×新刊」の情報をどこよりも早くお届けする
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、昨年末から「新刊を、出版された直後にペライチ化する戦略」を取っております。
なぜこの戦略を取るのか?
理由は次の3つです。
- 新刊には、まだ口コミや書評が存在しないので、「良書かどうかの判別」がつきづらい。そのため、「新刊×良書」をいち早く届けることが、大きな価値提供に繋がるから
- 他の大手書評・要約サイトが対応できていない間、Webの検索順位が上がるから(笑)
- 良書を見抜く技術と、要約の精度・速さが、本ブログの競争優位確立の源泉だから
この戦略を取るために、最近は「Amazonでの予約機能」を活用しています。
Amazonで予約しておくと、ビジネス書が発売日に届くんですね(例外もたまにありますが)。
しかし、ここで1つ難題が発生します。
「発売されていないビジネス書の良し悪しを、どうやって判別するか?」です。
正直、1)著者の情報、2)目次の情報、3)扱っているトピック、くらいしかヒントがありません。
その中で、
「どの著者が良書を書きそうか」
「どんな目次構造が良書の確率が高そうか」
「外部環境の変化に目を向けると、どんなトピックを学んでおくべきか」
…こんな論点について常々アンテナを張っておく必要があります。
繰り返しになりますが、「発売されていないビジネス書の良し悪しを、精度高く見抜くこと」も2020年の重要課題の1つです。
【意気込み③】本を読んだ後の「So what ?」を充実させる
本の要約や書評だけだと、まだまだ付加価値は低いと考えています。
そこで今年は、ビジネス書を読んだ上で、次のテーマの記事も充実させていきます。
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ビジネス書で読んだことを「実践」する記事
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ビジネス書を複数読んだ上で、「考察」を深める記事
ビジネス書で読んだことを「実践」する記事
例えば去年はこんな記事を書きました。
こうした記事を書いていくことで、読者の皆様に「ビジネス書を読んだ後の、実践のイメージ」を少しでも提供できればと思います。
「ビジネス書は、実践してなんぼ」だからです。
言うは易く行うは難しですが、2020年は「実践編」も充実していきます。
ビジネス書を複数読んだ上で、「考察」を深める記事
例えば去年はこんな記事を書きました。
ここで大事だと思うのは、「中途半端な考察ではなく、踏み込んだ考察をすること」だと思います。
多少批判されようが、思い切った考察を書く。
これも、2020年の目標の1つです。
以上、3つの意気込みを発表いたしました。
2020年も御贔屓のほど、よろしくお願いいたします。
楽しく明るい、良い年にしていきましょう。