(出典:https://unsplash.com/photos/aOYA7D3fse8)
本記事の目的
読者の方々に、最小限のお金と時間で、ビジネス書から得られる学びを最大化してもらうこと。
これが本記事の目的です。
本の読み方の全体像
まずは、図1をご覧ください。
ビジネス書は、読む前から勝負は始まっており、読んだ後にもやるべきことがあります。
今回は、ビジネス書の「読み方」を
- 読む前
- 読むとき
- 読んだ後
…の3つに分けて、お伝えします。
ビジネス書を「読む前」
ビジネス書を「読む前」には、やることが2つあります。
- どこを鍛えるか決める
- 良書を選ぶ
どこを鍛えるか決める
ビジネス書は、何気なく気になった本を読むのではなく、
「このスキルを鍛えたい」という目的意識を持って読む必要があります。
そのためにも「どこを鍛えるのか」を最初に決める必要があります。
イメージとしては、図2をご覧ください。
ビジネスの基礎体力は、図2のように因数分解されます。
例えば、「近々、役員層へのプレゼンテーションを控えているから、プレゼンの方法をおさらいしたい」という目的意識を持っている場合は、図2の「K.話す」を鍛える本を選んでいきます。
BIZPERA(ビズペラ)では、ビジネスの基礎体力別に本を探せる「ビジネス書カテゴリーマップ」がございます。
是非こちらもご覧ください。
良書を選ぶ
「どこを鍛えるか」を決めた後は、鍛えるための良書を選ぶ必要があります。
イメージとしては、図3をご覧ください。
ビジネス書は、「読んだ後、すぐに実践に活かす必要」がありますので、
良書の定義は「表現が易しい」かつ「中身が深い」ものとします。
もちろん、難読な古典といった「表現が難しい」かつ「中身が深い」ものもあるでしょう。
そういった観点も踏まえて「自分にとっての良書の定義」を定めておくと、本選びがスピーディーになります。
BIZPERA(ビズペラ)では、「良質なビジネス書」の選び方も詳しく解説しておりますので、気になる方は是非、下記の記事もご覧ください。
ビジネス書を「読むとき」
ビジネス書を読む時間は限られています。
多忙なビジネスパーソンにとっては、通勤中の時間などをフル活用する必要があります。
したがって、「少ない時間で、最大のリターン」を、ビジネス書から得るノウハウが必要です。
大事なところ2割を読み解く
このノウハウのイメージを掴んでもらうためにも、図4をご覧ください。
ビジネス書から「少ない時間で、最大のリターン」を得るためにも、本を全部読む必要はありません。
その代わり、本のページ数の20%で、本の言いたいことの80%を抑えている記述を見抜く必要があります。
BIZPERA(ビズペラ)では、「大事なところ2割を読み解く技術」もご紹介していますので、気になる方は是非、下記の記事もご覧ください。
ビジネス書を「読んだ後」
ビジネス書は「読んだ後」が勝負。
本を読んでも、実践に活かすことができなければ、「本の値段+読んだ時間」が無駄になるからです。
そうならないためにも、ビジネス書を「読んだ後」にやるべきことが2つあります。
- 1行で学びを残す
- ペライチにまとめる
これらは、すべてやる必要はなく、自分に合ったものを実行してみてください。
1行で学びを残す
イメージを掴んでもらうためにも、図5をご覧ください。
本で読んだ内容すべてを実践するのは、ハードルが高くて厳しい。
ですので、自分ができそうなことを「1行だけでも」学びとして、日記やメモに残す習慣をつけてみるのはどうでしょう?
その「1行」を実践して、プレゼンが上手くいったり、商談がまとまったりすると、本にかけたコスト以上の価値を得ることができます。
例えば、図5で示しているように、BIZPERA(ビズペラ)でも、紹介した本から得た学びや実践したいことを「1行」で残しています。
この方法について気になる方は、是非次の記事も読んでみてください。
ペライチにまとめる
ビジネス書から得た学びを、もっとガッツリ残したいという方は、
「ペライチ」にまとめてみることをおすすめします。
図6をご覧ください。
図6のように「ペライチ」にまとめるのは、少々手間がかかります。
ただ、手間をかけた分以上の価値が得られます。
例えば
- 本で得た知識が引き出しやすくなる
- ペライチにまとめる過程で「情報を整理する力」がつく
…といった価値があります。
「ペライチ」のまとめ方に興味を持たれた方は、下記の記事も、是非ご覧ください。
まとめ
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最小限のお金と時間で、ビジネス書から得られる学びを最大化する方法を確立してみましょう
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ビジネス書を「読む前」は、「どこを鍛えるか」を明確にし、「良書」を選ぶ方法を知っておきましょう
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ビジネス書を「読むとき」は、本のページ数の20%で、本の言いたいことの80%を抑えている記述を見抜きましょう
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ビジネス書を「読んだ後」は、「1行で学びを書く」や「ペライチにまとめる」など、実践に活かせる方法を会得しましょう