この本で解ける疑問は?
- 人生の行き詰まりを解消するには?
- ライフデザインに必要な視点とは?
https://www.amazon.co.jp/dp/4150505462
『スタンフォード式 人生デザイン講座』って?
「久々に、文庫や新書で良書を見つけたい」
そんな想いで書店をブラブラしていたら、たまたま発見したのが本書でした。
「人生デザイン」
「LIFE DESIGN」
…どれもワクワクするキーワードですよね。
今回は『スタンフォード式 人生デザイン講座』をご紹介します。
(画像をクリックすると、PDFが開きます)
- ライフデザインをしていくために必要なマインドセットは5つ。
- 第一に、「興味を持つ(好奇心)」である。好奇心があれば、何もかもが新鮮に見えてくる。何より、好奇心がある人は、色々なところに目ざとくチャンスを見つけられるから、「棚ぼた上手」になれる。
- 第二に、「やってみる(行動主義)」である。まずはとにかくやってみて、いろいろなことを試しながら、プロトタイプ(試作品)をつくる。そして失敗を繰り返しながら、上手くいく方法や問題の解決策を見つける。
時には、問題が最初に思っていたものと全く違うケースもある。その時は、喜んで「変化」を受け入れる。 - 第三に、「問題を別の視点で捉え直す(視点の転換)」である。問題の見方を変えれば、一歩後ろに下がり、自分の固定観念を掘り下げ、新しい解決策の可能性を切り開くことができる。
- 第四に、「人生はプロセスだと理解する(認識)」である。最初に思いついたアイデアや次善の解決策を「断ち切る」勇気を持つことが大事。失敗を「必要なプロセス」だと理解し、「次」だけに目を向ける。
- 第五に、「助けを借りる(過激なコラボレーション)」である。一流のデザインはチームから生まれる。デザインは共同作業のプロセスであり、他の人が最高のアイデアを握っていることもある。そうした人々に助けを借りるためにも、コミュニティやメンターは重要な概念である。
いかがでしたでしょうか。
要約なので、やや抽象的になってしまいました。
しかし、本書は、ワークシートや具体的なエピソードが豊富に盛り込まれた本ですので、ご安心ください。
どの章の最後にも、ワークシートがついていて、楽しく読み進めることができます。
まさに「読みやすさもデザインされた本」で、隙がありません。
文庫本なので、1,000円以下で買うことができます。
コストパフォーマンスが最高に良い本なので、是非お手に取ってみてはいかがでしょうか。
学び
ハードカバー本が「文庫・新書版」で再出版されたらチャンス
手に取る前から、この本が良書だと当たりを付けていました。
それは、「ハードカバー本が、文庫本として出版されたもの」だったからです。
ハードカバーで売られていた本が、文庫や新書として再出版されるケースがありますよね。
これは、「ハードカバー本がヒットしたから、もっと世に広めるために、安くて軽い文庫や新書でも出そう」とする意図が働いています。
例えば、本書『スタンフォード式 人生デザイン講座』。
<ハードカバー版>
<文庫版>
若干タイトルが違いますが、中身はほとんど同じです。
新書・文庫コーナーをたまにブラブラすると、このように思わぬ良書と出会うこともあるので、凄く面白いんです。
新書の魅力については、下記の本が熱く語っているので、オススメです。
今回はここまでにします。
最近は「デザイン」がホットトピックですので、引き続き良書を探してみます。