(出典:https://www.freepik.com/free-photo/cheerful-leader-motivating-his-business-team_1196306.htm)
今回は「リーダーシップ」をテーマに、おすすめの入門書を3冊ご紹介します。
新年度からリーダーを務める方、今のうちからリーダーの視座に立って準備したい方、必見です。
扱う本の位置関係
今回ご紹介するリーダーシップ本3冊の位置関係を示すと、図1のようになります。
今回は「本質的か、表層的か」「遅効的か、即効的か」で整理しました。
やはり、本質的なものは得てして、効果が表れるのが遅いものです。
一方、即効性が高いものは得てして、表層的なものが多い。
なので、一概に、「本質的だからいい」とか「即効性が高いからいい」というものではありません。
この辺の関係を踏まえたうえで、「今、読むべき本はどれか?」を考えていくと、読書が意義深いものになります。
リーダーって本当に必要?『リーダーシップの本質』堀 紘一
このビジネス書は、「リーダーシップがなぜ必要か?」「リーダーが為すべき仕事は何か?」という本質的な問いに答えてくれます。
ただ、一読しただけでは、消化不良になると思います。
新卒のとき、入社3年目、課長になったとき、部長になったとき…など、節目節目で何度も読み返すことで、学びが増幅される本です。
是非、本棚に置いておきたい一冊です。
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学ばないリーダーは終わってる?『負けてたまるか! リーダーのための仕事論』丹羽 宇一郎
このビジネス書は、元伊藤忠商事会長である丹羽氏が、実体験も踏まえて、リーダーに求められる仕事について述べている本です。
図2で示しているように、『リーダーシップの本質』で述べられていた「リーダーが果たすべき5つの仕事」の中の「実行」の部分を補足しているのが、まさに本書『負けてたまるか! リーダーのための仕事論』といえます。
※図2の左側が『リーダーシップの本質』、右側が『負けてたまるか! リーダーのための仕事論』の「ペライチ」です。
リーダーに必要な力が丸わかり!『27歳からのMBA グロービス流リーダー基礎力10』グロービス
このビジネス書は、部下を初めて持つことになった際にオススメの本です。
「そもそもリーダーシップとは何か?」という重たい本を読んでみたい…
しかし、日々の業務に追われている…
だから、「読んですぐに役に立つ、わかりやすい本」を探している…
こんな方は、是非手に取ってみてください。
「リーダーに必要な能力の全体像」がわかる良書です。