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「思考が浅いね」「もっと、こうさ、考えてよ」と言われることはありませんか?
今回はそんな人(私も含め)におすすめの「思考を深くする本」を5冊、厳選してご紹介します。
(思考の深さ)=(なぜの掘り下げ度)×(立体感+現実感+安心感)
(思考の深さ)=(なぜの掘り下げ度)×(立体感+現実感+安心感)
思考の深さは、2つの要素で構成されると考えます。
1つ目は、「Why So?」を重ねた数、つまり「なぜの掘り下げ度」です。
図1をご覧ください。
図1の「Why So?」を繰り返すほど、「思考が深い」といえます。
トヨタの有名な「なぜを5回繰り返せ」という言葉もよく耳にしますね。
これは「深く考える」の代表例です。
では、ただ「なぜ?」を繰り返せばよいのか?
それは違います。
検討外れな方向に「なぜ?」と深堀っても意味が無いからです。
そこで、2つ目に「立体感+現実感+安心感」が重要になってきます。
簡単に言葉の意味を整理しますと以下のイメージです。
- 立体感:イメージできる
- 現実感:実現できそう
- 安心感:やってみたい、自分でもやれそう
これらのキーワードは、後で紹介する『右脳思考』で出てきます。
では、(思考の深さ)=(なぜの掘り下げ度)×(立体感+現実感+安心感)を磨く5冊を紹介していきます。
1.『知的複眼思考法』苅谷 剛彦
この本は「問いを立てて、思考を深めていく方法」を教えてくれます。
言葉を明確に定義する、質問する、わかりやすく答える、という基本の「き」の字を知ることができます。
価格が1,000円以下な点も驚きです。「思考の浅さ」を克服するためにも読みたい一冊です。
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2.『右脳思考』内田 和成
この本は「人に動いてもらうための、頭の使い方」を教えてくれます。
人を動かすカギである「立体感+現実感+安心感」を出すための考え方を、バリバリの戦略コンサルタントが教えてくれます。
「理屈は通っているのに、どうして動いてもらえないんだ?」と疑問を感じる方、必見です。
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3.『哲学思考トレーニング』伊勢田 哲治
この本は「正しい疑い方」を教えてくれます。
あまり生活や仕事で使えるイメージがない「哲学」を実用的なものにしてくれます。
新書なので1,000円以下なのもポイントです。
前提や推論など、Whyの部分を徹底的に疑う力を磨きたい方、必見です。
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4.『戦略「脳」を鍛える』御立 尚資
この本は「戦略的に考えるとは何か」を徹底的に深堀って教えてくれる本です。
フレームワークなどの「型」に、インサイト(=洞察)を加え、味わい深い思考を生み出していく仕組みを解説しています。
「え、インサイトとかカッコよさそう」と思われた方は手に取ってみてください。
(私も、そういう動機で買ってしまいました)
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5.『戦略思考コンプリートブック』河瀬 誠
この本は「戦略思考の具体的な使い方」を教えてくれます。
4.『戦略「脳」を鍛える』が「戦略思考とは何か」を知った後に、その使い方を知るためにこの本を読んでみると、理解がスムーズになります。
下の記事でも紹介してますが、74ページの「ワインの選び方」の話は、戦略思考を進める上での「立体感+現実感+安心感」を出す上でのヒントになります。
戦略思考を具体例から学びたい方にはオススメの一冊です。
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おまけ
いかがでしたでしょうか?
もし、「読む前」に課題意識をお持ちの方。つまり「何を読んだらいいかわからない」という方は、こちらの記事も、是非ご覧ください。
また、「読む途中」に課題意識をお持ちの方。つまり「どう本を読んだらいいかわからない」という方は、こちらの記事がおすすめです。
最後に、本を読んだ後の「情報整理」の仕方に課題意識をお持ちの方は、こちらの記事をご覧ください。
本は「読んだ後が勝負」です。