この本で解ける疑問は?
- 色々な振り返り方法があるけど、結局どれを使えばいいの?
- 努力しすぎなくても続けられる、ハードルの低い振り返り方法は?
https://www.amazon.co.jp/dp/4903628396
『ミーニング・ノート』って?
あなたにとって、続けようと思っても中々続かないもの筆頭はなんでしょうか?
色々ありますが、私の場合は「振り返り」です。
高いノートとペンを買うとこまではいいのですが、いざ書き始めると、文字通り3日坊主で終わってしまいます…
そんな中、「ハードル低く開始できて、かつしっかり効果が期待できそうな振り返り方法はないか」と思って読んでみた本が、この『ミーニング・ノート』です。
(画像をクリックすると、PDFが開きます)
- ミーニング・ノートとは、毎日3つチャンスをノートに書いて、毎週・毎月ノートを見返すノート術のことである。
- ミーニング・ノートを書く意義は何なのか?
第一に、自分に起こる出来事に価値を見い出す=「意味づけ力」がアップする。
第二に、無理に目標を立てなくても、目の前で起きていることを捉えて、変化できる。
第三に、「ないもの」ではなく「あるもの」に豊かさを感じ、幸福感が高まる。 - どうやってミーニング・ノートを書いていくのか?
【毎日】チャンス(出来事)を探して書く
・チャンスを探す
・チャンスだと思った「出来事」を3つ書く
【毎日】チャンスを「出来事+意味づけ」で書く
・チャンスを「出来事+意味づけ」で書く
・願いが浮かんだときは「願い欄」に書く
【毎週】チャンスのつながりを探す
・週末、1週間分のチャンスの中で大切な3つを
選び印をつける
・チャンスのつながりを見つけたら線を引く
【毎週】戦略ページでチャンスの使い道を考える
・週末、1週間分のチャンスを見返し、
「自分」「縁」「チャンスのつながり」
について考える
・発見した気づきと戦略を書く
【毎月】マンスリーページで大きな流れを見る
・月末、1ヶ月分のチャンスを見返し、
大切な3つを選んで書く
・月末、他の月に書いたチャンスとつながり
を見つけたら線を引く
・年末、「1年の振り返り」と「来年の予感」を書く
いかがでしたでしょうか。
極論すると、次の2つを最低限こなすだけでも、大きな効果を期待できます。
- 1日3つ、チャンスをノートに書く
- ノートに書いたチャンスを見返す
私も3週間くらい前から続けていますが、以前よりもグッと「意味づけ力」が高まった気がします。
「手軽かつきっちりした振り返り方法」として、強くオススメします。
学び
意味づけ野郎になってみよう
自分でもいうのもなんですが、私、「意味づけ力」には自信があります。
理由はいくつか思い当たるのですが、一番は「好き嫌いが激しいから」でしょう。
そして嫌いなモノについては、「どうすれば嫌いなものを無くせるか」を真剣に考えます。
この「嫌いなモノを無くすための方法」を考える時間が凄く好きなんですね(笑)
ちなみに最近の私のホットな「嫌いなキーワード」は次の3つです。
- むやみやたらに使われる「当事者意識持とうぜ」
→これについて議論した記事はこちら - 人を心身共に疲弊させる「クソ質問」
→これについて議論した記事はこちら - 自己保存ゆえの仕事の「属人化」
→これについて議論した記事はこちら
日々過ごす中で見つけた嫌いなキーワードをただただ「嫌だな」で終わらせずに、
- 解像度を上げると、どの部分が嫌なのか?
- そもそもなぜ、そんな嫌な事象が発生しているのか?
- どうすれば、嫌な事象を減らすことができるのか?
…と考えることも、1つの意味づけなのだと思います。
批評家にならないよう注意しつつも、このようなクセを今後も続けていけたらと思います。