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今回は、2019年4~8月に読んだ50冊の中で「これは、絶対に手放したくない」と思ったビジネス書を3冊ご紹介します。
3冊の選定基準
まずは、「私が思う良書の基準を満たす本」がマスト条件です。
この「良書の基準」が気になる方は次の記事をご覧ください。
以上の基準を満たしたうえで、さらに私が「これはもう一回読もう」と強く思う本を紹介します。(これは完全に独断と偏見…)
『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』佐宗 邦威
まずは何と言ってもこの本。
この本と出会うまでは、モヤモヤとこんな疑問を抱いていました。
- デザイン思考とか、ぶっちゃけよくわからない
- 何だかんだ、論理思考できる人が最強なんじゃないの?
しかし、本書を読んだ後はというと…
- 論理思考とデザイン思考の棲み分けがよくわかった
- さらに別領域をカバーする「ビジョン思考」の存在あり
個人的には、この「ビジョン思考」を極めたいなと、強く思いました。
「ビジョン思考」とは何ぞや?と思う方、是非一度読んでみてください。
特に、論理思考の本ばかり読んできた方は、目から鱗が落ちること間違いなしです。
『マーケティングプロフェッショナルの視点』音部 大輔
本書は、4月に上司に薦めていただいて読んだ本です。
この本をきっかけに、私はマーケティングの本に夢中になるわけですが。
4月以降、このブログでマーケティング本の記事が増えているのは、本書に触発されたからです。
この本は、決して体系立ててマーケティングを解説しているわけではありません。
しかし、力強い言葉で語られたマーケティングの本質が散りばめられています。
「この一文が、自分にとって一生モノになった」
…こんな発見ができる本だと思います。
論理と感性の絶妙なバランスが問われるマーケティングの真髄に触れることができる一冊です。
『苦しかったときの話をしようか』森岡 毅
先述の『マーケティングプロフェッショナルの視点』を読んで以来、マーケティング本を読み漁っていました。
今から紹介する『苦しかったときの話をしようか』の著者も、マーケティング関連の名著を複数執筆されている方です。
この著者に感銘を受けまして、本書に出会いました。
本書を読むと、「自分の凸凹にいち早く気付けるかが重要」だと気づかされます。
自分の強みを発見し、気付くことにこだわる。
これがどれだけ重要かを教えてくれます。
苦しくなったときは、自分の強みに立ち返る。
シンプルで当たり前の原理原則が身に染みて理解できる一冊です。
「何か、ゆっくり自分について振り返りたい」と思ったときに、是非読んでみてください。
いかがでしたでしょうか?
今後も、50冊くらい読んだタイミングで、特にオススメしたい本をピックアップしていければと思います。