この本で解ける疑問は?
- なぜ大人になっても学び続けないといけないのか?
- 人生100年時代を生き抜く「学び」のスキルとは?
- 効果的なフィードバックの貰い方とは?
『働く大人のための「学び」の教科書』って?
ここ最近、「大人の学び」についての本を、書店で多く見かけますね。
書店に行くと、ブームに疎い私でも「今の流行りはこれなんだなー」とキャッチアップすることができます。
今回は、書店で感じ取った「大人の学び」ブームに乗っかって、『働く大人のための「学び」の教科書』をご紹介します。
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大人になっても学び続けなければならない。その理由の一つは、「大人になっても時代が変わると、次世代の子どもに逆転されていく時代」だから。
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学びのスキルを血肉化するためには、まずOSとなる「3つの原理」をおさえよう。急がば回れである。
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OSの次は、本の読み方、大学院の選び方、他人の経験からの学び方、仕事の中での学び方などの「7つの行動」を会得しよう。
学び
このビジネス書で特に学びが大きかったのは、「フィードバックの貰い方について」でした。
よく「フィードバックを貰え」と言われますよね?
しかし、「何に対して、どんなフィードバックを貰えばいいか」といった部分までは、なかなか意識がまわりません。
(少なくとも私は、フィードバックを貰うことでアップアップでした)
そうした悩みに対して、処方箋を差し延べてくれたのが本書でした。
図1でも示したように、「盲点の窓」に対して、「SBIの枠組み」に沿って、フィードバックを貰えばいいわけです。シンプルでわかりやすいですね。
しかし、ちょっと待ってください。
どうやってピンポイントに「盲点の窓」に対するフィードバックを引き出せばいいのでしょう?
例えば「自分では今日のプレゼンはイケてたと思うんですよ。Aさんから見て、僕の話し方や中身で、思い浮かぶ改善点とかありそうですか?」って聞くのも一つ手かもしれません。(ナルシスト感ありますが…)
もう少し筋の良い手がないか、考えてみます。
あ、それと。もし相手にフィードバックする機会に恵まれた際は、「盲点の窓」「SBI」を意識して、実りある意見を提供できるようになりたいものです。
明日から取れるアクション1つ
- ピンポイントで「盲点の窓」についてフィードバックを貰う方法を考える(そして、来週の1on1ミーティングで早速試す)